先日、個人事業の確定申告が終わりました。
その際に、日々の作業内容や作業時間をメモして、トータルでどれくらいの時間がかかったかをわかるようにしてみました。
同じように、マイクロ法人の決算、確定申告の処理についても日々の作業をメモしていきたいと思います。
法人は3月決算ですが、早めに準備して、余裕をもって申告できるようにするという目的もあります。
この記事は次のような人におすすめの内容です。
- マイクロ法人の事務処理について知りたい
- マイクロ法人の設立を検討している
- マイクロ法人について知りたい
2021年4月~2022年2月
日々の事務処理は最低限の事しか行ってきませんでした。
具体的には、
- 給与計算(社会保険料)(エクセル)
- 役員報酬の支払い、計上(エクセル)
- 社会保険料(会社負担分)の計算、計上(エクセル)
- 社会保険料の支払い(口座振替)
- 通帳の記帳、ダウンロード
- 口座の残高確認、不足分を現金から入金
- 発注書の受領、確認
- 請求書の発行(エクセル)
- 売掛金の回収確認
- 交通費のメモ(エクセル)
- 領収書、レシートの保管
- 所得税徴収高計算書(前期)の提出(e-Tax)
- 算定基礎届の提出(郵送)
- 所得税徴収高計算書(後期)の提出(e-Tax)
- 給与支払報告書の提出(eLTAX)
- 源泉徴収票の発行(エクセル)
などです。
最低限といっても、個人事業とは違い、給与が発生している点と、社会保険関連の処理が必要となるので、それなりの内容となってしまいます。
また、現金残高は会計ソフトでしか管理していないため、年に1、2回は会計ソフトに入力して現金残高を確認します。
現金が不足しそうな場合は役員借入金として入金するようにしています。
確定申告用の作業というわけではないので、これらについての作業時間は今回の対象外とします。
2022年3月13日
会計ソフトは「税理士いらず」を使っています。
2021年4月~2022年2月の仕訳データをすべて会計ソフトに入力しました。
作業時間:3時間
累計時間:3時間
2022年4月2日
しばらく作業できませんでしたが、本日は
- 税理士いらずのバージョンアップ申請
- 3月分の仕訳データの入力
- 決算書の作成
を行いました。
決算書の作成は思っていたよりもはやく終わりました。
次は申告書作成、提出、納税、と続きますが、あとは税理士いらずのバージョンアップライセンスキーが届き、バージョンアップ後の作業となります。
はやめに終わらせたいと思っていますが、納税期限は5/31ですので、この時期に決算書の作成まで終わっていれば余裕をもって作業できると思います。
作業時間:3時間
累計時間:6時間
2022年4月5日
- 税理士いらずのバージョンアップ
- 申告書データの入力
- 申告書の仮出力
を行いました。
4月下旬~5月上旬に税務署、市役所から申告書が送付されるので、正式な申告書はそのあとに作成して提出します(提出日を変更する必要があるので)。
申告書自体は送られてきたものではなくて、印刷したものを提出するのですが、納付書は送られてきたものを使います。
以前、ダウンロードした納付書を使ったことがあるのですが、銀行窓口の人が「???」となり、説明が必要だったので、それからは申告書の送付をまってから対応するようにしています。
作業時間:3時間
累計時間:9時間
2022年5月5日
本日は、申告書の作成と印刷を行いました。
前回の作業から1か月ほど空いてしまったこともあり、たいした作業ではなかったのですが少し時間がかかってしまいました。
作業時間:1.5時間
累計時間:10.5時間
2022年5月6日
- 申告書の郵送準備
- 納付書の準備
- 申告書の郵送(郵便ポスト)
- 税金の納付(銀行窓口)
を行いました。
郵送準備が地味ですが3時間ほどかかってしまいました。
作業時間:5時間
累計時間:15.5時間
本日で、令和3年度マイクロ法人の決算、確定申告の作業はすべて終わりました。
まとめ
令和3年度マイクロ法人の決算、確定申告の作業時間は15.5時間となりました。
時間的には「そんなものなのか」という印象なのですが、本業、育児、家事の合間をぬっての作業ということもあり、体感的には倍以上に感じました。
作業内容についてはもう少し詳しく書きたかったのですが、なかなか時間がなくて実現できませんでした。
次年度の作業をスムーズに行うためにも時間を作ってまとめたいと思います。
また、決算、申告処理だけでなく、日常の処理についてもなのですが、もう少し作業の自動化的なことを行いたいと思っています。
エクセルマクロやその他のプログラムで少しずつでも準備していきたいという感じです。
いつも目の前の作業に追われて、実現できていないのですが、法人、個人事業を含めて今年こそは少しでも前進したいと思います。
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